ペット用品 健康管理

滑りやすい床がワンコに与える悪影響

投稿日:2017年9月20日 更新日:

フローリングのように滑りやすい床は、愛犬にとってとても大きな負担になることをご存知ですか?

フローリング

今回は、フローリングのご家庭でも、今すぐできる対策についてお役立ち情報をご紹介致します。

 

❑ 滑りやすい床が愛犬に与える影響

フローリングのように滑りやすい床は、愛犬の脱臼や骨折などを誘発させてしまう危険があります。

特に室内犬の場合は、普段の生活で日々の影響が蓄積し、椎間板ヘルニアや股関節形成不全などのつらい慢性疾患を引き起こしてしまうことがあります。

愛犬が成長期のときは気にならなくても、日々の生活の中で常に関節に負担をかけ続けます。老犬になって筋肉が衰えて肉球も乾いてくれば、一層負担が増大します。

ある日、歩き方が変なのが気になって検査すると、すでに関節の軟骨がすり減ってしまっていた、なんてこともあります。

レントゲン

関節の病気は一度なってしまうと治療が長期化したり、完治させるのが難しいことも少なくありません。

人間でも椎間板ヘルニアになる方が多いですが、鍼灸に通ったり、神経ブロック注射を打ったり、外科手術をしても痛みが残ったり、持病として付き合っていくしかないことの多いやっかいな疾患です。

それでも人間の場合は、痛みを言葉で伝えることができるので、まだ対処法や緩和術はあります。

しかし、犬の場合は「どこがどのくらい痛い」と訴えることができないので、人知れず大きな苦痛とストレスを感じているかもしれません。

そのようなつらい目に合わせないためにも、すぐにできる対策をいくつかご紹介します。

 

1. 肉球の毛をこまめに切る

犬種によっては、肉球の毛で足裏がボーボーになることがあります。肉球の間から生えている毛をこまめに切ってあげて下さい。これだけで滑りやすさがかなり改善されます。

肉球

肉球の毛をハサミで切る場合は、肉球を傷つけないように注意して下さい。足裏は特にバイキンが繁殖しやすく、傷口から化膿することがあるので注意しましょう。

部分カット用の小型バリカンがおすすめです。刃先に指を当てても切れることがなく安全ですし、ハサミよりも大幅に時間短縮できるので重宝しますよ。もちろん足裏だけでなく、目や耳周辺のトリミングにも活用できます。

 

2. 爪の伸び過ぎに注意

爪が伸び過ぎても滑りやすくなりますし、カーペットにも引っかかりやすくなるので、適度な長さにメンテしてあげましょう。

室外犬ならある程度は自然と爪が削れるので、頻繁に爪切りする必要はありませんが、室内犬は短期間で爪が伸びやすく、月に1、2回程度の爪切り回数が必要になります。

爪

でも、爪切りが苦手なワンコは多いですよね。トリマーさんにお願いすれば安心なのですが、月に2回も通うのはなかなか大変です。

うちのワンコも黒爪で血管が見えないため、つい深爪して出血させてしまったことがありました。それ以来、完全に爪切り恐怖症です。

そこで、うちのワンコには「リューター」を使っています。リューターというのは、先端に高速回転する砥石が付いたペン型の研磨工具のことです。

爪削り

つまり、爪を切るのではなく削るわけです。爪を切ったあとはヤスリで角を丸く仕上げますが、仕上げも同時にできるので便利です。

管理人はこちら↓を使っています。非常に静音性に優れていて、コンパクトなわりにパワーもあります。うちのワンコもあまり嫌がらないので重宝しています。

 

3. 肉球クリームを塗る

肉球の保湿や滑り対策を目的としたクリームが市販されています。ワンコは足裏をペロペロ舐めることがあるので、口に入っても大丈夫な成分のものを選んであげましょう。

これの欠点は、頻繁に塗り直さないと効果が持続しないこと。塗り続けることで肉球のプルプル感が増して滑りにくい肉球質になっていきますが、継続しなければ元に戻ってしまうので、日々の手間はかかります。

ちなみに、底面に滑り止めのラバーが付いたソックスも市販されていますが、私は個人的にあまりオススメしません。

靴下

うちのワンコが指間炎になったときに一度試したことがありますが、まず、すぐ脱げてしまう。そして、脱げかけたソックスにつまづいて逆に危ないように思います。

犬種(足の形)によっても合う合わないはあるかと思いますが、本人がずっと嫌がるようなら結局ストレスを与えることになります。

 

4. 滑り止めワックスを塗る

フローリングに滑り止めタイプのワックスを塗ります。劇的な効果はありませんが、比較的手間をかけず簡単にできる対策のひとつです。

もともと、半年に1回程度のワックスがけが習慣になっているご家庭であれば、ついでに滑り止め効果のあるワックスに変更してみても良いかもしれませんね。

手間をかけずに、しっかりとした効果を数年間持続させたいのであれば、業者に施工してもらう方法もあります。

 

5. タイルカーペットを敷く

カーペットを敷くことで滑りにくい環境にすることができますが、フローリング全面に大きなカーペットを敷くのは大変ですよね。

愛犬がオシッコをしてしまったら清掃も大変ですし、ニオイも付いてしまうでしょう。せっかくのフローリングの美観も損ねてしまいます。

カーペット清掃

そこで便利なのが「タイルカーペット」です。大きさは1辺40〜50cmの正方形が一般的です。

これを、ワンコが歩行する範囲だけ部分的に設置すればいいわけです。タイルカーペット選びの主なポイントは次の3つになります。

  • 裏面吸着式であること
    部分的にタイルカーペットを設置する場合は、横ずれしないように裏面にしっかりとした吸着性のあるカーペットを選定する必要があります。
  • 簡単に着脱して何度も水洗いができること
    もし、ワンコがカーペットにオシッコしてしまっても、その部分だけ簡単に取り外して何度も洗えることがポイントです。
  • カーペットの厚みが5mm以上あること
    薄い吸着式カーペット(シート)はシワが寄りやすく、すぐにダメになります。適度な厚みと重みのあるカーペットの方がずっと長持ちします。

管理人はこちら↓を使っています。壁紙やカーペットで定評のある東リ製です。防音性もあり床暖房にも対応しています。

うまく配置すれば、フローリングの美観を損なうことなく部屋のインテリアのアクセントにもなりますよ。うちではウォールナットのフローリングに対して、タイルカーペットは茶系の濃淡2色(つち&くるみ)を「市松貼り」で配列しています。

タイルカーペット

もうかれこれ4年以上使っていますが、ほとんど“色あせ”や“ほつれ”もなく、まだまだ使えそうです。

ただ、うちのワンコに何度もオシッコやられて、10回近く洗っている部分だけはちょっと荒れてきた感はあります。しかし、傷んだ部分だけ交換すればいいのも、タイルカーペットの大きな利点です。

以上、人生の一部を共に過ごす、かけがいのないパートナーのため、安全でストレスフリーな快適環境を作ってあげてください。

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